中古スマホの売買で「赤ロム」という言葉を聞いて、不安に感じていませんか?。
「自分のスマホは大丈夫?」「もし赤ロムだったらどうしよう…」そんな悩みを抱える方は少なくありません。
こんにちは、ROMFREE編集部です。
私は以前モバイル関連メディアで編集者として赤ロム問題を追い、現在は買取の現場で日々ユーザー様からのご相談に応じています。
この記事では、そんなプロの視点から、たった10秒で安全性を確認できる「IMEI(アイエムイーアイ)判定法」を伝授します。
この記事を読めば、誰でも簡単・確実に赤ロムを見抜き、安心してスマホを売買できるようになります。
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目次
そもそも「赤ロム」とは?プロが30秒で解説します
赤ロム=ネットワーク利用制限がかかったスマホのこと
「赤ロム」とは、専門用語で「ネットワーク利用制限」がかけられた端末を指します。
これは、前の所有者の支払いが滞ったり、盗難品であったりする場合に、携帯キャリアがそのスマホで通話やデータ通信ができないようにロックをかける状態のことです。
SIMカードを挿しても「圏外」のままになってしまうため、中古スマホ市場では大きな問題として扱われています。
「白ロム」「黒ロム」との違いは?
中古スマホの世界には、赤ロム以外にも似たような言葉があります。
違いを簡単に整理しておきましょう。
- 白ロム:SIMカードが入っておらず、利用制限もかかっていない正常な中古スマホ。
- 黒ロム:SIMカードが入っていて、電話番号が紐づいた契約中のスマホ。
- 赤ロム:SIMカードの有無にかかわらず、通信機能に制限がかかっているスマホ。
この3つの違いを知っておくだけで、中古スマホ取引の理解度が格段に上がりますよ。
【本題】IMEIで一発!10秒でできる赤ロム判定の裏技
お待たせしました。
ここからが本題の、誰でもできる赤ロム判定法です。
2つのステップで、わずか10秒ほどで完了します。
ステップ1:IMEI(製造番号)を確認する(5秒)
まず、お使いのスマホの「IMEI」という15桁の製造番号を確認します。
一番簡単な方法は、電話をかける時の画面(ダイヤルキーパッド)を開き、「*#06#」と入力することです。
これだけで、画面にIMEI番号がすぐに表示されます。
この方法はiPhoneでもAndroidでも共通で使える、まさに裏技です。
私が買取の現場でお客様にご案内する際も、この「*#06#」が最も早くて確実な方法です。
設定画面から探すより圧倒的に簡単なので、ぜひ試してみてください。
ステップ2:キャリアの確認サイトで判定する(5秒)
次に、そのスマホがもともと契約されていたキャリア(docomo, au, SoftBankなど)のネットワーク利用制限確認サイトにアクセスします。
サイトが見つからない場合は、「(キャリア名) ネットワーク利用制限 確認」と検索してみてください。
サイトにアクセスしたら、先ほど調べた15桁のIMEIを入力して検索ボタンを押すだけ。
これで、すぐに判定結果が表示されます。
ネットワーク利用制限確認サイトについてはこちらの記事でも紹介されていますので、確認してみてください。
判定結果の見方:「◯」「△」「✕」「ー」の意味
判定サイトでは、結果が記号で表示されます。
それぞれの意味をしっかり理解しておきましょう。
- 【◯】問題なし(白ロム)
- ネットワーク利用制限の対象外です。安心して売買できます。
- 【△】注意が必要
- 現在は利用可能ですが、端末代金の分割払いがまだ終わっていません。将来的に支払いが滞ると「✕」に変わる可能性があります。
- 【✕】利用制限中(赤ロム)
- これが「赤ロム」の状態です。SIMカードを入れても通話・データ通信はできません。
- 【ー】情報なし
- キャリアのデータベースに登録がない状態です。SIMフリー版のスマホや、入力したIMEIが間違っている場合などに表示されます。
この中で、特に注意すべきは「✕」と「△」です。
「✕」は完全な赤ロム、「△」は赤ロム予備軍と覚えておくと良いでしょう。
なぜ赤ロムになるの?元メディア編集者が背景を解説
そもそも、なぜスマホが赤ロムになってしまうのでしょうか。
私がメディア編集者として取材してきた中で、特に多かった3つの原因を解説します。
主な原因1:端末代金の分割払いの滞納
最も多いケースが、前の所有者がスマホ本体の分割払いを途中でやめてしまうことです。
キャリアは端末代金が未払いになることを理由に、その端末の通信機能をストップさせます。
主な原因2:盗難・紛失届が出された端末
盗まれたり紛失したりしたスマホが悪用されないよう、元の所有者がキャリアに届け出ることで利用制限がかかります。
残念ながら、こうした端末が中古市場に流出してしまうことがあります。
主な原因3:不正契約による端末
本人確認書類の偽造など、不正な手段で契約された端末も、発覚次第キャリアによって利用制限の対象となります。
私が編集者だった頃、こうした不正な流通ルートを取材した経験があります。
特に個人間取引では、このような端末に知らずに手を出してしまうリスクが潜んでいます。
だからこそ、信頼できる業者選びが非常に重要になるのです。
もし判定が「✕(赤ロム)」だったら?ROMFREEが教える3つの対処法
万が一、ご自身のスマホが「✕(赤ロム)」と判定されても、慌てないでください。
対処法はちゃんとあります。
対処法1:購入したお店に相談する
もし中古で購入したスマホが赤ロムだった場合、まずは購入した販売店に連絡しましょう。
信頼できる販売店の多くは「赤ロム保証」を設けており、返金や同等品との交換に応じてもらえる可能性が高いです。
購入時のレシートや保証書は大切に保管しておきましょう。
対処法2:Wi-Fi専用機として活用する
赤ロム端末はSIMカードでの通信はできませんが、Wi-Fiに接続すればインターネットの利用は可能です。
ゲームをしたり、動画を観たり、音楽プレイヤーとして使ったりと、Wi-Fi専用機として第二の人生を歩ませるのも一つの有効な手段です。
対処法3:赤ロム専門の買取業者に売却する
「赤ロムはもう売れない」と諦めてしまうのは早計です。
実は、私たちROMFREEのように、赤ロム端末を専門に買い取っている業者も存在します。
諦めてしまう前に、一度査定に出してみることを強くお勧めします。
【プロの買取事情】赤ロムでも買取は可能!ただし注意点も
なぜ赤ロムでも買い取れるのか?
「どうして使えないスマホを買い取れるの?」と不思議に思うかもしれません。
私たちのような専門業者は、端末を分解して内部のパーツを再利用したり、通信制限の影響がない海外市場へ輸出したりする独自のルートを持っています。
そのため、国内ではSIM通信ができない赤ロム端末でも価値を見出し、買い取ることが可能なのです。
買取価格はどうなる?
正直なところ、通常の白ロム端末に比べると買取価格は下がってしまいます。
しかし、価値がゼロになるわけではありません。
機種の人気度や本体の状態(画面割れや傷など)によって価格は変動しますが、数千円から時には数万円になるケースもあります。
信頼できる買取業者の見極め方
買取業者を選ぶ際は、必ずウェブサイトなどに「古物商許可番号」の記載があるかを確認してください。
これは、都道府県の公安委員会から許可を得て、法律に則って営業している証です。
また、赤ロムの買取実績をウェブサイトで公開しているか、問い合わせに対して専門的な知識で丁寧に回答してくれるかも重要な判断基準です。
私たちROMFREEでは、法的知識を持った専門スタッフが丁寧に対応しますので、どんなことでも安心してご相談ください。
よくある質問(FAQ)
Q: 分割支払い中の「△」判定のスマホは売れますか?
A: はい、売却可能です。ただし、買取店によっては減額されたり、買取不可となる場合もあります。ROMFREEでは「△」判定の端末も適正価格で買い取っていますが、将来的に「✕」に変わるリスクを考慮した査定額となります。
Q: SIMロック解除と赤ロムは関係ありますか?
A: 直接的な関係はありません。SIMロックは「特定のキャリアでしか使えない状態」、赤ロムは「どのキャリアのSIMを入れても通信できない状態」です。SIMロックを解除した端末でも、元の契約者の支払い状況によっては赤ロムになる可能性があります。
Q: フリマアプリで買ったスマホが赤ロムでした。どうすればいいですか?
A: まずは出品者に連絡し、返品・返金を求めましょう。多くのフリマアプリでは規約で赤ロムの出品を禁止しています。もし出品者と連絡が取れない場合は、速やかにアプリの運営事務局に相談してください。個人間取引には、こうしたリスクが伴うことを理解しておく必要があります。
Q: 海外版のスマホも赤ロムになりますか?
A: はい、可能性はあります。特に海外のキャリアから不正な手段で入手され、日本に持ち込まれた端末が、現地のキャリアによって利用制限されるケースです。私が過去に取材した中でも、こうした国際的な流通が問題になっていました。
Q: 自分で赤ロムを解除する方法はありますか?
A: 基本的に、第三者が赤ロム状態を解除することはできません。解除できるのは、利用制限をかけたキャリアと、その原因を作った元の契約者だけです。不正な解除を謳う業者には絶対に依頼しないでください。
まとめ
この記事では、プロの視点からIMEIを使った赤ロムの10秒判定法と、その後の対処法について詳しく解説しました。
最後に、重要なポイントを振り返っておきましょう。
- 赤ロム確認は「*#06#」でIMEIを調べ、キャリアのサイトで判定するだけ。
- 判定結果は「◯」「△」「✕」「ー」の4種類。特に「✕」と「△」に注意。
- 赤ロムになる主な原因は「代金滞納」「盗難・紛失」「不正契約」。
- もし赤ロムでも「購入店に相談」「Wi-Fiで活用」「専門業者に売却」という道がある。
- 信頼できる買取業者は「古物商許可番号」でチェックする。
赤ロムは中古スマホ取引における大きな不安要素ですが、正しい知識があれば恐れることはありません。
ROMFREE編集部では、元メディア編集者としての知見と、日々の買取実務で培った経験を活かし、皆様のスマホ売買に関する不安を解消するお手伝いをしています。
どんな些細なことでも、お気軽にご相談ください。