「積雪期単独北海道分水嶺縦断計画」に挑む登山家・野村良太が『TORQUE 5G』を選んだ理由
    
    
    
    
    

Profile

野村良太
1994年大阪府豊中市生まれの27歳。北海道大学ワンダーフォーゲル部で登山を始める。同部62代主将。日本山岳ガイド協会認定登山ガイドステージⅡ。北海道山岳ガイド協会所属ガイド。ハローポーター、札幌山岳ガイドセンター所属ガイド。季節を問わず、長期縦走が好き。NHKグレートトラバース3日高山脈縦走、大雪山系縦走撮影班サポートへ同行他。

史上初への挑戦
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はじめまして、野村良太と申します。私は登山家で『TORQUE 5G』ユーザーです。そして、今回『TORQUE 5G』とともに「積雪期単独北海道分水嶺縦断計画」にチャレンジします。

北海道最北端の宗谷岬から分水嶺を忠実に辿り南端の襟裳岬まで、総距離およそ670㎞を2022年2月末から60日間をかけて踏破しようという挑戦です。

道中に街は無く、いくつかの峠があるだけです。宗谷丘陵、北見山地、石狩山地、日高山脈と北海道らしい奥深い山々をつなぎ、北から南へと一つなぎに縦走します。途中での補給サポートは受けず、自分で事前に4か所にデポ(残地)しておいた食料などを回収しながら進みます。

達成すれば史上初となるようです。実は昨年も挑戦したのですが、アクシデントで撤退してしまったので、今年はその反省を生かしたいと思っています。

挑戦の背景
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私が登山を始めたのは、北海道大学ワンダーフォーゲル部へ入部したことがきっかけです。大雪山や知床半島、日高山脈の雄大な自然に魅了され、気づけば登山は私にとって欠かせない、生涯を懸ける価値のある活動だと思うようになりました。そして現在は登山ガイドとして北海道を中心に活動しています。

学生時代から多くの時間を登山に費やしてきた私にとって、北海道の山々は今の自分を育ててくれた思い入れの強い山域です。そこで今回『積雪期単独北海道分水嶺縦断計画』にチャレンジします。

冒険の装備
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今回の計画では北海道の厳しい雪山で、60日分の荷物を4つのデポ地点に分散させて、スキーとスノーシュー、そしてアイゼンを駆使して縦走します。食料だけで50㎏近い重さになるので、分散させるとはいえ常に40㎏近いザックを背負う想定です。

石狩山地に代表される広大で雪深い山域では、より沈みづらいスキーの出番です。日高山脈に代表される急峻で険しい山域ではスノーシューやアイゼンがその威力を発揮します。そこで今回は日高山脈手前のデポ地点で装備を切り替えて、その山域により適した装備で行動が出来るように工夫をしています。

なぜ、『TORQUE』なのか?
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私が『TORQUE』を使うようになったのは、大学3年生だった2016年。先輩から薦められたことがきっかけでした。初めて『TORQUE G02』を使用したときの快適性と安心感に、あっという間に虜となりました。その後は『TORQUE G03』、そして2021年4月からは『TORQUE 5G』を使用しています。

『TORQUE』シリーズの魅力は何といってもその耐久性。そして厳しい雪山を舞台とする私の挑戦では防水性、低温耐久性も欠かせません。

2019年には2月に知床半島(海別岳~知床岬13日間)、3月に日高山脈(日勝峠~襟裳岬17日間)の単独全山縦走、2020年1月には大雪山系全山縦走(黒岳~富良野岳12日間)にそれぞれ成功しました。

この成功の裏には『TORQUE』があります。今まで自分の中で当たり前だった、スマートフォンは濡れないように防水のケースに入れて、冷えないように胸の内ポケットに入れて、といった煩わしさを『TORQUE』が解消してくれました。

低温下ではスマートフォンの電源がすぐに落ちて使えない、というのは多くの冬山登山者に共通の悩みだと思います。今回計画している3~4月といえば街では春ですが、北海道の標高の高い山ではまだまだ厳しい冬が続いています。2か月に及ぶ長大な計画に挑む私にとって、『TORQUE 5G』はとても心強い味方になります。

また、『TORQUE 5G』の魅力の一つにカメラ機能があります。以前はスマートフォンに加えてデジタルカメラを携行していましたが、今は『TORQUE 5G』一台で撮影も行います。

画質も申し分なく、余分な荷物も減らせて、これほど魅力的な製品はありません。私が特に気に入っている『TORQUE 5G』の機能はマルチカメラとパノラマモード。今回の山旅を切り取る印象的な写真が残せたらな、と思っています。

『TORQUE 5G』の「マルチカメラ」は、外側のメインカメラと、内側のサブカメラに映るものを同時撮影し、ひとつの写真や動画として記録できる。


『TORQUE 5G』の「パノラマモード」は、なんと最大360°まで収めることが可能。
※メインカメラのみ

行ってきます!
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まもなく挑戦への出発の時が近づいています。今からどんな登山となるのか、まだ見ぬ世界が広がっていると思うと不安とワクワクでいっぱいです。ゴールデンウィーク初めには帰ってこられる予定なので、その際にはまたこの「TORQUE Style」でご報告が出来ればいいな……。

何はともあれ、行ってきます!!

最後に、この計画へのきっかけを与えてくださった2人の先駆者の言葉を引用させていただきます。

「これは比類のない美しいルートだ。」『果てしなき山稜』志水哲也著
「完全単独ワンシーズンであれば、極地の単独歩行横断に匹敵する、最も困難で素晴らしい記録になることは間違いない。」『北の分水嶺を歩く』工藤英一著

(2022年2月17日 野村良太)

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